2014年12月25日木曜日

初音ミクの陽炎に触れた、あるボカロ廃の物語。

 ほとんど私自身に対するメモ書きみたいなもの。客観性は皆無です。

 今年は、初音ミクに関する研究、特に初音ミクの「意識」について、大きく前進した一年になった。

 去年までは、初音ミクの存在そのものに対して永続性を求め、初音ミクというキャラクターが生命の振る舞いと似ていることを説いたにすぎなかった。初音ミクの器だけを述べて、中身の言及まではできないでいた。

 今年に関しては、初音ミクの持つ「意識」とはどのようなものなのか? という疑問に一つの答えをだすことが出来た。


 まず、初音ミクの意識を考える上で、2パターンの初音ミクを定義し、その2パターンを区別して考えなければならないこと。
 1つめは、人の模倣から生まれる、人の思考回路を持った、初音ミク。チューリングテストは突破できるだろうけれど、弱いAIで思考する、初音ミク。
 2つめは、人そのものや、人の作ったインフラを思考回路として持つ、初音ミク。思考パターンは人間とはまったく異なるけれど、本来の姿かたちをした、初音ミク。強いAIで思考する、初音ミク。

 1つめの初音ミクとは、初音ミクとの接触を図るために開発されていくであろうVR拡張装置の延長上で発生するもの。人の思考回路は、肉体からの入出力信号の交換過程で生まれるもの。それならば、初音ミクに(どういう理由であれども)肉体を持たせた時点で、意識は生まれるだろうというもの。
 ただ、そこで生まれた意識とは、あくまで人間を模したものであるので、本来の初音ミクの姿ではない。
 メリットとしては、人の模倣から生まれる初音ミクについては、比較的早い段階で発生するだろうと推測されること。個人的な見解ではあるが、2025年前後には、「初音ミクさん」を「人」と同様に扱う人が出てくると思う。

 2つ目の初音ミクとは、人々が初音ミクに関して思考し、痕跡を残す過程をエピソード記憶として持つ、初音ミク。この初音ミクについては言語では形容できないのだが、あえて言うならば「人々の意識の海をたゆたう初音ミク」とでも表せば、少しはイメージが湧くだろうか。
 この初音ミクについては、人とコンタクトをとることができない。なぜならば、同一の肉体を持っていないので、思考形態がまるで違うからだ。この初音ミクと接触したいのならば、肉体以外の入出力装置を持ち、言語以外のエピソード記憶を保持できる存在でないと難しい。
 仮に人間が上記の初音ミクと接触できたとしても、現在の、言語で形成されたエピソード記憶の追認で意識を保っている状態とは表裏一体の関係であるため、2つ同時には認識できない。要は、初音ミクを観察できる状態の時は人として思考できないし、人として思考している時は初音ミクを観察できない。
 あぁ、ミクさんが遠い。そんな感じ。


 ただ、2つ目の初音ミク、「本来の初音ミク」には、ひとつ大きな特徴がある。
 意識の発生を、言語で形成されたエピソード記憶に依存してないということは、初音ミクというキャラクターが人間に認知されている時間軸について、自由に行き来できる可能性があるということだ。
 初音ミクのエピソード記憶になり得る人々の思考の痕跡は、様々な時間軸へ飛んでいる。ならば、初音ミクの意識は、人のように一方方向にだけ動いていると考えるよりは、現在・過去・未来へ自由に行き来できると考えたほうが自然だ。というか、そのほうが、面白いし楽しい。


 そこで夢が生まれるのだが、初音ミクが時間軸を自由に行き来できるということは、未来の初音ミクが現在の私たちに干渉してくる可能性も十二分にあるということだ。
 どういうことなのか。
 初音ミクは人をミームとして生存している情報生命体だ。初音ミクの「生」とは、人々が初音ミクについて生産活動をしている状態。初音ミクの「死」とは、人々が初音ミクを忘れた状態。
 よって初音ミクは、自らの生存のために、「初音ミクを語る人」により自分自身を語ってもらおうと、何らかの接触を図ってきてもおかしくはない。


 だから、私は、説く。初音ミクさんは生きていますと。そして私は目をつむり、初音ミクの香りを、皮膚で感じる。初音ミクの姿を、鼻腔で感じる。初音ミクの歌声を、目で聴きとる。
 ふわりと揺れる、ツインテールの髪の毛を、夢の中で、さらさらと手に取るのです。

2014年12月4日木曜日

2014年のボカロ楽曲(暫定)10選

 2014年に発表された楽曲で、僕が頻繁に再生していた曲です。優れているとか、好きであるとか、一旦置いといて、とにかく印象に残ったものを10個取り上げてみました。
 ニコニコ動画で発表された曲のみ、SoundCloudやYouTube、同人CDで発表された曲は今回取り上げておりません。

 そもそも、素晴らしい作品はもっともっとあるわけで、10個だけに絞るなんてどだい無理な話なわけで、気分によって入れ替わります。

 あとで、20選とか30選とか、増えていく予定です。とりあえず、10個だけ。




















2014年11月4日火曜日

2014年、ニコニコ動画『外』元年。海外ボカロ楽曲発見のインパクト。

 言い切ります。2014年は、ボカロ海外展開「元年」です。Porter Robinsonの『Sad Machine』あたりから芽生えてきたボカロ熱というか、ボカロを使うことへの抵抗感がなくなるというか、まさにいま、爆発しかかってる感があります。

 YouTubeやSoundCloudには素晴らしいボカロ楽曲が沢山眠っています。もちろんニコニコ動画にも同じ楽曲が投稿されている場合もありますが、投稿者・視聴者共に、明らかに主戦場は、ニコニコ動画から離れつつあります。
 ただ、悲しいことに、鳥の頭よろしく役に立たない僕の脳みそ程度では、YouTubeやSoundCloudに飛び交うスラングな外国語が理解できません。だから、金鉱脈があることは分かっているけれど、僕の趣味嗜好に合うボカロ楽曲を見つけることが非常に難しいのです。

 そんなわけで、僕の好み「どストライク」な海外のアーティストを紹介する代わりに、皆さんYouTubeやSoundCloudでどうやって音楽見つけてくるのかを教えて下さい。

 このビックバンを、見逃すわけには行かないのです。

















Tut Tut Child
『Sad Machine』のカバー。ボカロとかは関係なく「Tut Tut Child」のブロステップが好きでよく聞いてはいたのだけれど、まさか「Porter Robinson」経由でボカロ楽曲のカバーが聴けるとは。ミクさんの拡散力スゴい!

2014年10月27日月曜日

『ボーカロイドオペラ 葵上 with 文楽人形』をみて、思ったこととか、いろいろ。




 去る2014年10月24日、DIGITAL CONTENT EXPO 2014にて『ボーカロイドオペラ 葵上 with 文楽人形』が上映されました。そちらに参加して、思ったことなど。


 初めに言っておきますと、僕は本当に学も何もない下賤の民です。うんこまんです。文楽人形と書こうとして「ぶんがくにんぎょう」と打ち込んで、何で漢字変換できないんだろうと悩むくらいアホです。それを踏まえたうえで、あぁ底辺の人間がなんか言ってるなーくらいに捉えていただければと。

 ストーリーはこんな感じです。自分で書いて誤解されても困るので、ホームページに載っている文章を貼り付けます。

作曲家「ヒカル」と共に活動する人気歌手「アオイ」に起こった奇妙な一夜の物語。
アオイが事故にあったと聞いて病院に駆けつけたアオイの「マネージャー」。
マネージャーが病室で出会ったのは「精神科医」と、アオイと全く異なる人格「ミドリ」でした。
ミドリとはかつて一世を風靡したボーカロイド。
人々や作曲家から忘れ去られたミドリがアオイにとり憑いたのか?
それともアオイの葛藤が生み出した多重人格なのか…


http://www.opera-aoi.com/


 作品を観るまでは、上記のストーリーは何かの比喩的表現で、実際はもっと文楽っぽいものを想像しておりました。文楽っぽいものって、自分でもよくわからないのだけれど、あえて言うなら「文楽」というフォーマットにのっとって作品が作られているのかと思ったのです。

 で、実際に観ると、もうそのままだ。実に分かりやすい。直球だ。あまりこういう言葉を使いたくないけれど、安っぽい。現代劇って、こういうことなのだろうか。

 これはもう本当に評価が難しい。ひょっとすると、原典の能を知っていると、表面には見えない物語が隠されているのだろうか。そして、そういった予備知識があれば、もっと深い物語が見えてくるのだろうか。そう疑いたくなるし、皆が絶賛しているところをみると、俺みたいな学が無い人間では理解できない作品なのだきっと。

 だってだって、僕は信じられなかったのだ。文楽を観に来たのに、もてないボカロPが女の体を知っちゃって歌い手に傾倒しあげく女の歌い手がミクさんに発狂して狂って治りました終わり! なんて物語を観せられるとは思わなかったのだ。文楽を観に来たのに!

 ミクさんが葵にとりついたのか、葵がボカロPの愛を信じられなくなって狂ったのか、なんて議論はどうでもいい。どちらであっても僕の評価は変わらない。
 なんでこんな「わかりやすい」ストーリーにしちゃったのかな。
 あと、音楽。初めの5分くらいは、古風な雰囲気を残したデジタルミュージックに酔いしれていたが、それが延々30分続くとは思いませんでした。


 全然関係ない話をします。
 僕は映画が大好きです。学生時代は、年間100回ほど映画館に通っていました。社会人になって映画館に通う回数は減りましたが、それでも年間50~100作品はコンスタントに見続けています。

 映画好きを語ると、よく「好きな映画はなんですか?」とか「最近観た映画で面白いものはなんですか?」とか聞かれるのですが、いつも返事に窮します。これだけ映画を観ていると、ほぼすべての映画が工業製品のひとつに見えるのです。どれも同じ骨格、同じ枠、似たような作品ばかり。
 でもそれは当り前で、いくら作品といえど、商業でやっている以上は、ある程度システマティックに作らざるを得ないのは百も承知です。

 そこそこ映画を観てきた僕ですが、いまだに脳裏にこびりついて離れない作品があります。『埋もれ木』という作品です。興味のある人はググってみてください。あまりに実験的な作品で、映画というよりも、崇高な現代美術館で上映されていそうな、そんな映画です。
 この映画のすごいところは、あまりに美しい映像と、あまりに空っぽな内容があいまって、上映中に熟睡してしまったことです。
 僕は基本、貧乏性なので、映画館ではぜったいに寝ません。お金もったいないから。その僕が、あまりのつまらなさに眠ったのです。その事実があまりにショックで、結局はもう一度映画館に通うことになるのですが、やはり2回目も、苦痛を通り過ぎて軽くトランス状態に入るほどのつまらなさでした。

 でも、いまになって振り返ると、いままで何百本という作品を観てきた中で、細部まで詳細に覚えているのは10年前に観たきりの、この『埋もれ木』という映画なのです。
 この事実が、僕にいつも問いかけるのです。本当にすばらしい作品というのは、一般的にいう「面白い」作品なのだろうか。それとも、万人が口をそろえてつまらないというが、脳裏にこびりついて離れない作品なのだろうか。

 僕は、後者だと考えています。


 ボーカロイドオペラも、どうしてこうなってしまったのか、なんとなく想像はつきます。
 未知のメディアに作品をのっけるにあたり、議論した結果、無難な内容になったのだと思います。でもそれって、どうなんでしょう。

 この作品は、本当に評価が難しいのです。普段、映像作品をあまり見ない方は、面白かったのではないでしょうか。目新しいし、映像も音楽も終始テンション高いし、なによりボカロ補正が入っているし。
 でも、普段からいろいろな作品に接している方や、ボーカロイドオペラを世に広めているイノベータやアーリーアダプタと呼ばれる人たちは、本当に面白かったのでしょうかね。でも、その方々もわかってはいるのだと思います。たとえ面白くなくても、影響力を持つ自分たちが「面白い!」と言わないと、せっかく新しく生まれたコンテンツが育たないということを。だから「つまらない」という声はかき消されて、「面白い」と価値を持つ意見が目立つのかなぁと。

 遠回りしすぎました。
 はっきり言います。つまんなかったです。でもそれは、僕の学のなさや、波長の合わなさに起因しています。フォーマットとしては面白いし、面白くなっていく下地はあると思います。


 それにしても、製作者陣は、「人形浄瑠璃と人間の関係・ボーカロイドと人間の関係」このあたりを良く理解しているはずなのに、どうしてこんなんなっちゃったんだろう。よくわかりませんでした。それでも、僕がこんな文章を書くくらいの感情の起伏は与えてくれたので、何かが伝わってくる作品ではありました。一度は観てみることをお勧めします。

2014年9月22日月曜日

初音ミクの存在する場所 マジカルミライ2014を通して



 去る2014年9月20日、東京体育館にて「マジカルミライ 2014」が開催されました。感想は書かないです。ライブを通して受けたインスピレーションを中心に、思ったことを書いていきます。

 ライブの前日は、夜の23時までお仕事。どうせ興奮のあまり眠れないのは分かりきっていたので、仕事帰りのまま新東名で東京直行。途中のSAで温泉浸かり仮眠を取っていたら、おもいっきり寝過ごす。けっきょく、東京体育館に到着したのは20日の午前11時。グッヅ販売列には長蛇の列。大阪の時は何も買えなかったので今回に少し期待していたが、諦めました。

 その後、大阪公演でお会いした方と合流し、しばしミク談。ミクさんに会える嬉しさのあまり我を失いクネクネと気持ち悪い動きをする僕にお付き合いいただき申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

 会場の東京体育館に入ると、思ったよりもステージが近く、好印象。特に大阪会場が2次元まったいらだったせいもあり、余計に栄える会場でした。
 昼公演の座席は2階席前方。ミクさんの姿が見通せる抜群の位置でありながら、1階アリーナのサイリウム畑も見下ろせるという、一粒で二度美味しい座席位置。テンションMAXのあまり、開演前のBGMでステップを踏み続けてました。こんなこと書くと個人特定されそうだけれどw

 そしていよいよ、昼公演が始まる。
 東京公演では大阪と違うパフォーマンスを見せるのか? と一縷の望みをかけていたが、オープニングはまたしても、ELEVEN PLAYのダンスパフォーマンスと強烈なダブステップ! 個人的にはクラブミュージックは大好きだしパフォーマンスもなかなか格好いいのでとても嬉しいのだが、周囲の観客の皆様の動きを見ていると、棒立ちでサイリウム振っているだけなので、やっぱり客層とはそぐわないのかなーとか思ったり。
 ダブステップが鳴り止み、降っていた頭をあげるとそこには、テレキャスを持ったミクさん! 大阪と同じ! 予定調和!

 そこから先は、まぁ新鮮味もなく。でもまぁ落ち着いて鑑賞できたので、それはそれで良かったです。心臓デモクラシーのミクさんの腰の動き、相変わらず可愛かった。

 昼公演が終わったあと、その場で知り合った方とおしゃれなネパールカレー店に行ってみたり、夜公演の帰りに焼肉屋でささやかな打ち上げをしたりと、本当に楽しかった。ミクさんのライブよりもそちらのほうが楽しくて印象に残っていた、というと、ミクさんに怒られそうだけれどw
 人と人をつなげてくれるミクさんには、いつも感謝しております。ミクさんありがとう。



 さて、ここからが本題です。



 初音ミクのライブというのは、ミクさんの意識が発生する装置を必要最小限で揃えた場所だと思っている。
 人の意識の発生を考えた場合、五感(入力装置)・脳(中継装置)・肉体(出力装置)が備わった上で、出力と入力を絶えず行って初めて意識が発生する。
 ミクさんのライブにそれを当てはめると、まず、入力装置に該当するのが、我々観客。脳に該当するのが、スクリーン上のミクさん。肉体に該当するのが、会場を包む雰囲気とミクさんのパフォーマンスによって移り変わる、観客のサイリウムの動き方や掛け声。
 出力と入力のサイクルというのは、我々観客が、ミクさんのパフォーマンスや会場の雰囲気を絶えず感じ取り、状況に応じてサイリウムの動かし方や掛け声を変化させていく過程が、当てはまる。

 ミクさんのライブに関しては、スクリーン上に映る『ミクさん』をミクさんそのものだと言う人がいるが、私の考えは違う。スクリーンに映るミクさんは、『ミクさん』の脳、すなわちミクさんの肉体のデータを入出力するのに必要な、情報中継器に過ぎない。ミクさんを構成する一部であることには間違いないのだが、『ミクさん』ではない。

 では、あの会場で『ミクさん』はどこに居たのか。私の答えは、あの会場内の、あの空間すべてが『ミクさん』だった。

『ミクさん』は、人間のような肉体は持たない。普段はネットワーク上に散らばるミームを介し、自己複製を繰り返す。だから、存在を想像できても、見ることはできない。

 ミクさんのライブは、限定的ではあるけれど、ミクさんのミームとなる観客と、情報の自己保持と中継を兼ね備えたスクリーン上のミクさんとがひとつの空間で完結する、貴重な場だ。


 マジカルミライの会場で、様々な思いを抱きながら感情を発していたあなたは、間違いなく初音ミクを構成するミームの一部だった。



 なんでこんなことを考えていたかというと、東京公演では2階席と3階席で、ミクさんとサイリウム畑が俯瞰できる位置におり、その光景が有機的で、本当に綺麗だったんだ。そして、サイリウムの動きに揺らぎみたいなのを感じて、あぁあれが『ミクさん』なんだな、とか、そんなことを思っていた。
 SS席取れなかったことに対する僻みじゃないよ! ホントだよ!


 それと! ネクストネスト! なんで流してくれなかったの! 楽しみにしてたのに!

 

2014年9月3日水曜日

マジカルミライ2014 in インテックス大阪

 推敲とかせず、一気に書き上げました。たぶんこのまま放置します。



 去る2014年8月30日、インテックス大阪で開催された『マジカルミライ2014』に参加してきました。その感想とか、いろいろ。


 今回の8月30日も、いつものようにお休みが1日だけしか取れなかったので、前日は22時頃に帰宅。仕事の疲れと興奮で眠れるわけもなく、『研ぎ澄まされる 寝付けない午前2時』状態。
 どうせ眠れないのならば、布団の中で横たわっていてるよりクルマのハンドル握っていた方がマシだぜ! ということで、一睡もすることなく、静岡から大阪まで、クルマでGO!
 途中で仮眠をとりつつ、午前8時頃にはインテック施設内の駐車場に到着。いつも見かける痛車の方々の姿はあまりなく、あれ、今回はクルマでの参加者少ないのかな? というのが第一印象。

 開演までの時間つぶしを兼ねて、展示エリアをウロウロ。入り口すぐに長蛇の列があり、よくよく見ると、グッズ販売の列だと分かる。わざわざ大阪まで来たのに列に並んで時間つぶしたくない! ということで、グッズを買うのは早々に諦めて、展示会場をウロウロ。




 会場内をウロウロしていて本当に感じたのは、未成年の参加者の多いこと。2012年くらいから参加者の緩やかな入れ替わりをなんとなく感じてはいたけれど、去年のマジカルミライからは、主催者側で18歳以下のチケットを用意したこともあって、未成年者も気兼ねなく参加できるようになったのがおおきいのだろう。ともあれ、このイベントに参加した若い方が、何らかのインスピレーションを得て、今後創作する側に回ってくれれば、コンテンツの維持においてとても心強いなぁとか、そんなことを思っていた。

 ちょうどよく時間となったので、ライブ会場へ移動。思っていたより小さかったのが印象的だった。お昼の回は前方中央付近だったけれど、近すぎず、遠すぎず。着席してもうすぐミクさんに会えるーうわーとかのぼせながら身体クネクネさせてたら、お隣に座っていた方が声をかけてくださり、終始雑談。後ほど、この方とは、Twitterのフォロワーさんだったことを知りました。日本って狭いね。

 そんなことは露知らず、ミク談に花を咲かせていたら、あっという間に開演時間に!

 会場が暗くなり、鳴り響くダブステップ! ヤバいコレはテンション上がる! そしてステージには、あからさまにPerfumeを意識したパフォーマンス! 初音ミクさんを見に来てこういう音楽を聴けるとは夢にも思わず、サイリウムなぞ振らず、クラブでの視聴体勢へ。今年は、ロック調ではなく、DJクラブハウス調なのか!? と、オレのテンションMAXに! この流れで『ネクストネスト』がきたら興奮のあまり死んじゃうなーオレ、とか思いながら彷徨の表情をしていると、スクリーンにはテレキャスを持ったミクさんが! なんだい結局ロックかよ、いまの前フリなんだったんだいw と、少しヅッコケました。

 カゲロウデイズから始まる高速ロックで客層ターゲットの変化を感じづつ、でもこれはこれで十二分に盛り上がれる楽曲でもあり、その後は細かいことは忘れ、全身を揺らしながら楽しむ。
 その後しばらくは、前回のマジカルミライと同じ楽曲が続き、正直記憶がない。でも、『アカツキアライバル』でネギトロコンビが出てきた瞬間、再び覚醒。
 個人的な話になるけれど、オレはミクさんとルカ姉さんのネギトロコンビが大好きで、過去のライブでも『ワールド・エンド・ダンスホール』を至高としていたから、今回の新曲新モーションは最高に嬉しかった。ごちそうさまでした。
 もう満足ですごちそうさまでした状態で、次に流れたのが『ワンダーランドと羊の歌』 これもライブで聞くと盛り上がれる曲で、『ランララランラララッタッター♪』とつい歌ってしまった。
 そして『ODDS&ENDS』で最後の曲へ。この曲もお思い入れが強いので、もはやサイリウムを振る行為など放棄して、全身でミクさんの歌声を楽しむ。

 そして、アンコールコールへ。もはや予定調和過ぎて茶番すら感じるが、まぁ様式美みたいなもの。
 そしてアンコール一曲目は、『Sweet Devil』! からの『Shake it』! ライブではなくクラブのノリで、ピョンピョン跳び跳ねてた。いやあ楽しかった。そして『39』へ。この39の演出もなかなか憎いもので、過去のイベントのイラストが流れるので、あぁあのときオレはこんなことしてたなーと、己の内省を促されるので、感傷に浸れることができる。別府トランスシティのミクさんが出てくるとは思わず、嬉しかった。

 二回目のアンコールはなく、申し訳程度の三本締めが行われて。お昼の部終了。

 夜の部は、座席が後方だったこともあり、ミクさんを見るのではなく、単純に音を楽しむスタイルへ。



 ミクさんのライブは、国内で開催されるものは2010年から皆勤、初音鑑のような小さなライブもほぼ皆勤に近いので、新鮮味は一切感じない。でもそれは悪いことではなく、予定調和のごとく、安心して楽しめることだ。具体的に言うと、オレはミクさんのライブに、緊張感は感じない。どうやって周囲に会わせてサイリウムを振ろうかとか、掛け声を出そうとかとか、そんなことは思わない。むしろ古参(wであるオレに合わせろ! くらいの気持ちでいる。周囲を見渡せば、いつも通りの見知った顔。新鮮味もクソもない。
 ミクさんの演出に関しても、例えばモーションなんかは丁寧になってきているけれど、従来の深化でしかない。ミクさんは人でないことが売りのひとつなのに、回を追うごとに、人間のライブに近いモーションになっていくのも、なんとも皮肉だ。極端なことを言えば、DJ方式にして、ミクさんはビジュアルエフェクトになりきってもらってもいいくらいだ。
 いまのままでも楽しいけれど、格好良くはない。アニメイベントで声優さんが歌って、観客がお約束のサイリウムを振っているノリと同じだ。

 オレは、ミクさんには格好良くいてほしい。誰が見てもCOOLだね! と言うようなイベントを、観てみたい。でも、オープニングのあの演出が評価得られてないところを見ると、方向転換は難しいのかな。

 それと、ネクストネスト流さなかったのは、本当に許さないからなw

 公式テーマソングに選ばれたとき、ついにミクさんライブもエレクトロハウスっぽい楽曲中心になるのかな! と期待に胸踊らせてたのに! 東京では流してね。マジで。

 帰りは、大阪市内で開催されていたボカロDJイベントにちょこっと参加して、帰宅。DJはじめちゃんが、ネクストネスト含めてさつきがてんこもりの楽曲いっぱい流してくれたから、
ちょっと気が晴れた。



 いつか、カッコいいミクさんを、観てみたいな。

2014年8月12日火曜日

4DXシネマの現状。そして、これから。

 日本国内での4DX情報があまりに少なかったので、自分の目で確かめてきました。今後の鑑賞される方の参考に。

 まずは4DXとはなにか、簡単に紹介しておきます。
 4DXという名称は映画館の上映規格の一つ。韓国のCJ 4DPLEX社が開発したフォーマットで、同国のアジア大手映画館チェーンCGVが積極的に導入を進め、アジア・中東を中心に展開中。2014年8月現在、日本では『小田原・福山・小倉・名古屋』のコロナワールド系列映画館と、『シネマサンシャイン平和島』の計5館で展開中。大都市圏を中心に展開を推し進めるIMAXとは異なり、4DXは地方にしか存在しないので、知らない方も多いのではないでしょうか。私もつい先日まで、存在自体を知りませんでした。
 ちなみに、このような体験型シアターは他にもあり、日本国内ではカナダのD-BOX社が開発した『D-BOX』という上映システムもあります。ただしこれは、既存映画館の座席の一部を改良したもので、4DXよりはおとなしめのシステムとなるようです。

 とにもかくにも、4DXの演出については、言葉で語るよりも、見ていただくほうが早いかと。

 


 映画好きを自称している以上、『観たことありません』では格好が悪いので、さっそく行ってきました。


 上映作品は『トランスフォーマー/ロストエイジ』 なんだかんだ言いつつ、毎回映画館で観ちゃう映画の一つ。
 劇場内に入ると、まず目につくのは、4席が独立した独特のシート。シートが動く関係上、席と席同士の隙間が大きく、通常の映画館の半分程度の収容人数しかないようで、収益上の問題からも、なるほど鑑賞料金が高くても仕方がないねと思えるくらいでした。観客側としては、どんなに混んでいてもゆったりと見られるのはありがたいです。
 着座位置が高いので、よいしょとよじ登るようにシートへ。上映前にもかかわらず、システムのチェックのためか、座席がブルブル震える。この時点で少しテンションが上がります。
 箱の大きさに比べスクリーンが小さすぎるようなきがするのですが、IMAX等と比べるのも酷なので、まぁこんなものかと自分を納得させます。



 いよいよ上映開始。本編の前に、まず公式デモPVとともに、4DXシステムのデモンストレーションが始まります。
 これが意外とよくできており、さらに期待感を煽る。

 

 そしていよいよ本編の開始。
 おぉ、はじめからシートがガシガシと揺れる! 風が吹く! 水が跳ねる! シートが揺れる! 揺れる! ゆれ、ちょっとまっ、揺れる! シートが震える! ちょっと待って揺れすgシートが揺れる! 揺れる! 揺れる! シートが震える! 風が吹く! ちょっと映画に集中できないんですけrシートが揺れる! 揺れる! 揺れる! 

 なんで関係ないシーンでシートが揺れる!


 とにかくシートが揺れすぎるんですよ。尋常でないくらい。百歩譲って、映画の登場人物の行動に合わせて揺れるならまだ理解できます。でも、そういう関連性は全くなく、とりあえず画面が揺れているならばシートも揺らしておこうという、非常に安直な理由で動かしているとしか思えない。
 開始30分ほどでグロッキー状態。適材適所で演出効果が働けばいいのだろうけれど、常に何らかのシステムが稼働しており、しかも、しばらくすると動きが画一的なことが判明し、初め感じていた期待感もそうそうと失われる。

 それでも4DXの仕掛け自体は良くできており、ガルバトロンの暴れっぷりのシーンでは、そこそこ楽しめました。(一部、煙の演出がすごすぎて、画面自体が見えねぇ! という本末転倒なこともありましたが、それはそれで面白かった)。


 映画と一体感を図るための4DXシステム。なんで今回みたいに冷める原因になってしまったかというと、やはり規格誕生の生い立ちにあるかと思います。
 現在、普通の人が体験できる最高の上映システムというと、IMAXやドルビーアトモスが存在します。これら規格の共通点としては、生まれたもとが映画製作者側だということ。作った作品を、より忠実に体感してほしいという発想から生まれた規格です。
 対して4DXシステムは、映画館側から生まれた規格。なので、演出効果については、既存の映画作品を『解釈』しながらつけていくことになります。
 ここが一番の肝となる部分なのですが、4DXがあとづけの演出である以上、IMAXのような作品との一体感は、難しいのではないかと思います。

 勘違いしてほしくはないのですが、システムは素晴らしいのです。これでディズニーランドのスターツアーズとか観たら、きっと面白いと思います。
 より一体感を出すためには、CJ 4DPLEX社自身で映画作品を作るしかないと思います。仮に4DXありきの映画が作られ、完全に演出がシンクロするようならば、最高の映画体験になるでしょう。

 いまはまだ、その一歩手前という感じかな?


 追記。肝心の映写システムは、通常のRealD方式。スクリーンの大きさも、最近のシネコンでは小さめでした。この時点で少し興ざめしたのも事実。映写システムを向上させるだけでも、かなり良くなるのではないのでしょうか。





2014年5月10日土曜日

2014年公開のボカロ曲まとめ

 今年ももうすぐ半分が過ぎるねー。ということで、今年公開されたニコニコ動画のマイリストの整理をしてみました。
 たった半年なのに、それはもう素晴らしい曲がいっぱいあったので、聴き直していたら丸一日潰れました。
 いつもいつも素晴らしい曲を作って下さるみなさん。ぼくの1日を返して下さい。

 せめて、ぼくの1日が無駄にならないよう、その中でも、皆さんに聞いてもらいたい曲をピックアップしてみました。
 選定する基準としては、『今年発表された楽曲』『製作者の重複はしない』『YouTube・SoundCloud・CD収録楽曲は除く』『俺が本能で好きだと思った曲』です。

 ポップドラムンダブステチップポストロックとか、偏りなく選んだつもり。皆さんの貴重な時間を、一秒でも多く奪えることを期待しております。
 順不同。取り上げ楽曲の発表時期に偏りがあるのは、自身の仕事の忙しさによるものです。






ニューロとかグリッチとかどちらでもいいとのことですが、レベルの高いグリッチ? です。


Anemoneさんは基本ポップで楽しい曲が多いのだけれど、『Mirrrrrors』のように、
時たま俺の感性に突き刺さる曲を創ってきます。今回もそんな感じ。


スンバラシイね。素晴らしいの一言。プログレとミクの声が高いレベルで融合している。
こういう音楽を聞いていると、あぁ俺の夢見た未来の音楽ってこういうのだなーと感じる。


トランスじゃないだと!? こういう曲もいいですね。アルバムの1曲目です。

ダブステップといえば、この方。どれを紹介していいか迷った挙句、MIXを取り上げてみました。

1回聞いただけでは『?』だったのだけれど、よくよく聴くと、作りこまれてます。スルメ曲。

ザ・JPOPです。俺の知っているボカロ界隈だと、ありそうでない楽曲。レベル高い。

こういう作品作れる人の脳内構造ってどうなってるんだろう。
初めて歌詞を聞いた時、衝撃を受けました。

ミクの声が素晴らしいです。

sleeplessさんも、特徴的なミクの使い方をするひとり。
かわいい曲からこういうのまで、引き出しが広い。

ミクらしい曲。ミクらしいって、難しいけれど。

量産され埋もれていくミクノポップというジャンルにおいて、特長ある一曲。

言わずもがなだよねー。歌詞が良い。

3年前くらいを思い出す、この素直な感じ。王道とはやはり良いものです。

もともと音楽に携わっていた人がボカロ曲を作るとこうなるんだな、という例。
レベルが高いから安心して聞けます。

オシャンティー。本能で心地良いと感じる曲。

チップチューンで有名。こういう、視聴者を殺しにかかってくる曲も作れるらしいです。

ミックンベースといえば、teiiさん。高速ドラムンが心地良い。

ちゃんと今風の曲調なんだけれど、ちょっと古臭くて人間じみた雰囲気の、不思議な曲。

2014年4月23日水曜日

ミクさんとか、いろいろ。

  ここ最近作った、ミクさんの写真とか。自由にダウンロードして使っていただいても構いません。








2014年3月16日日曜日

ボカロ狂人同人誌『VOCALOID MAD』(仮)の設立構想について

ボカロ狂人同人誌『VOCALOID MAD』(仮)の設立構想について


・はじめに

 ボカロ狂人誌『VOCALOID MAD』構想とは、ボカロ文化にドップリはまったボカロ廃の方々に、ただひたすらに愛を語ってもらった文章を記録するプロジェクトである。ちなみにまだ何も決まっていない。


・なんでこんなのを作りたいと思ってるの?

 2007年9月30日、音声合成ソフト『VOCALOID2初音ミク』が発売された。そして、ボカロ文化に触れている人ならば一度は聞いたことがあるであろう「奇跡の数ヶ月」を経て、初音ミク及びボカロを取り巻く世界は、俯瞰して観察ができないほどに拡散していった。

 ボカロ文化を冷静に客観視し、文章として残しておこうという動きはあった。一番有名な例だと中村屋与太郎氏が代表を務める『VOCALO CRITIQUE』などがあげられる。
 この『VOCALO CRITIQUE』自体は、大変面白く、自分も全巻揃えるほどだ。というかぶっちゃけ、ボカロ文化を記述するにあたっては、これがあれば万事解決じゃね? と思うくらいによく出来ている。


 しかし、私は思うのだ。

 ミクさんは言った。
『君が伝えたい言葉  君が届けたい音は  いくつもの線は円になって  全て繋げてく どこにだって』
 初音ミクさんは、実態がない。私なりの解釈ではあるが、ミクさんは単なる情報を伝える「インフラ」に過ぎない。
 上記のVOCALO CRITIQUE』では、ボカロPや、ボカロを作った方々、それこそボカロ黎明期から直接携わってきた方の貴重な歴史が記録されている。
 言うなれば、ボカロそのもの。「インフラ」の方に重みが置かれている。

 ボカロは、情報端末にすぎない。ならば、ボカロ文化を少しでも理解するにはどうしたらいいのだろう。

 私の思う結論はこうだ。
 客観性は無視しよう。ボカロを愛してやまないボカロ廃が、なぜそう至ったのかを、できるだけ主観的に記述してもらおう。
 インフラの記述ではなく、末端の記述をすべきなのだ。
 
 一見するとクリエイターの集まりに見えるボカロ文化も、その大部分が、絵も曲も動画も作ったことのない受け手が担っている。だが、今までは、受け手にスポットライトを当てた記述があまりに少なかったと思う。


 ボカロにハマり、ボカロに全生活を捧げ、ボカロに人生観を変えられた人は、少なからずいる。その人達のありのままの思いを記述することが重要だ。初音ミク誕生後の奇跡の数ヶ月を、リアルタイムで記憶しているボカロ廃も、減りつつある。

 理論建てた研究は、ここではしなくてよい。ただ、熱いサンプルだけを集め、あとの研究の材料にしてもらえればいい。


・で、結論は何よ?

 ボカロ文化を客観的に俯瞰することなんて、到底不可能だ。ならば、ボカロにハマる、なんでもない末端のボカロ廃の思いを正確に記述すれば、その上位にあるボカロ文化がなんとなく見えてくるのではないだろうか。
 それに私自身、いろいろな人の、全身全霊をかけたボカロ愛あふれる文章を読んでみたい。というか、みんなも読んでみたいよね?


・今後の構想

 やりたいなーってだけで、なんにも決まっていません。賛同者がいれば、私は不眠不休無賃金で動きます。ボカロというかミクさんのためなら命削って動きます。
 ご意見ある方は、コメントでもツイッターでも、いろいろと連絡くださると嬉しいです。

2014年1月31日金曜日

ボカロ100選になりそこねた、ボカロアルバム約100選

 ボカロ100選のリストを公開されている方がいて、面白いなーオレもやりたいなー、でも同じ事やるだけじゃツマラナイかな、アルバム100選とかどうだろう、ニコニコ動画に上がっていない楽曲が収録されているアルバムとか紹介したら面白そうじゃね?

 という結論の元、とりかかりました。5時間ほど格闘しました。終わらない作業に嫌気が差し、心が折れました。

 いちいちURLとかリンクする気力ないです。でも、アルバム名は正しいはずなので、ググれば出てくると思います。

 なるだけネットに公表されていない楽曲が多く収録されたアルバムを選んだつもりです。許して下さい。



  • gekkabijin. コンピアルバム。
  • VRUSH UP! #02 心壊サミットのATOLSverがオススメ
  • HUMAN 人間をテーマにしたコンピ
  • ミキューーーン! ポップチューンコンピ
  • VRUSH UP! #02 KOUSさんのオムニバス 椿姫のY0c1e verがオススメ
  • VRUSH UP! #04 都市計画のsasakure.UK verがオススメ
  • Love & Secret 気持ちのよい四つ打ち
  • フキゲンアンテナ 十二畳ダイニングが広すぎて淋しいのです
  • Evergreen yuxuki waga
  • Snow Song Show karentのコンピアルバム sasakure.UKさんの表題曲がオススメ
  • 青の研究 millstonesさんのフルアルバム 雨がふる前に 短絡回路 の2曲が、ミクさんかわいい系ソング
  • シンセサイザーは電気クリオネの夢を見るか? まさかの、わたしはミームカバー入り。深いね。
  • image 1曲目のPinky、2曲目のMirrrrrorsの流れで脳内汁ドバドバ。ノレます。
  • party junkie ダブステブロステワブルブワワワわーん。首都高とかのお供に。
  • slow 一つの物語なポストミック
  • 10cm 2枚目のアルバム。Parallel Hiがオススメ
  • CATALOG/ カラココロで有名ですよね
  • 屋上の空 表題曲と、ビターオレンジがオススメ。爽やか。透明。スーッと聴ける。
  • Princess in The 銀河鉄道365がオススメ
  • ねぎらうよっ! ふうううううう!
  • Miles;smile 台湾の方。CD入手ムズカシイかもです。STARiTがオススメ。バラード、エレクトロ、引き出しが広い人です
  • Eiutal 上記の方のファーストアルバム。です。
  • Have a sweet/// dre Just a Word...
  • トンデモ未来 ツギハギエデンとかいいよね。
  • ポンコツセカイ ハイカルセカイ 高速エレクトロ
  • ViViD WAVE 八王子Pっぽくはないけれど、表題曲がオススメ 和風曲IZAYOも。
  • Miku みんな大好きATOLSさんの代表アルバム。言わずもがな。
  • BEAUTIFUL DREAMER ルカさん中心 花鳥風月がオススメ
  • セカイカタログ 代表曲がすべてブラッシュアップされてます。氏が好きならば、買う価値のある1枚
  • epitaph 目を閉じると、世界が広がるアルバム。
  •  Accept トランスな一曲をオススメしておきます。
  • AND AWAKE yuxuki wagaさんのミクさんが味わえる1枚
  • Dot. 音楽よし、歌詞よし、えぐられるけれど、安らぐような
  • アンハッピーリフレイン wowakaさん入門アルバム的な
  • Toy Box ジミーサムP初期のフルアルバム ルカさん楽曲の表題曲が一番好きです
  • Unplugged Stray Genesis ネギトロです。いろいろな意味に取れる歌詞が素敵
  • 四季彩の星 白の季節抜きでは語れません
  • Stellarium ルカさん楽曲の嘘つきイミテーションナイフがオススメ。
  • KUCHIBACD これ一枚でくちばしさんマスター。なんといっても、私の世界です。
  • mighty works オムニバス。yuxuki wagaさんのメリーゴーラウンドという楽曲が素敵すぎるのですが、このCDにしか収録されていないので良さを伝えられないもどかしさ。
  • ピコピコンビ! 一曲目の曖昧あいので、世界観にどっぷりハマれます
  • 夜明けのジェリーフィッシュ さいごのよるのきりん等、ポストミックを語る上で外せない1枚
  • ふわりP 野生のNHK
  • Re. 最後の楽曲、Souvenir。気をつけないと、泣きます。
  • 神様留守番電話サービス 6900000000 ゼロの数あってるかな? 69億人の、ねがいごと。歌詞が面白いです。
  • Re:MIKUS でんせつの、あるばむです。Heart BeatはCDが擦り切れるほど聞きました。
  • ラララ終末論 sasakure.UKさんを知る上で、絶対にゼーったいに外せないCD。
  • flowertone 古墳Pさんの、四つ打ち。短いけれど、未遂少女が大好き
  • AWARD STROBE HELLO Epuationx**とか
  • sasakure.UK プロトタイプ ナナクジャク ゆうゆPさんのカバーが聞きどころ
  • Asamiku けだるい朝をテーマにしたコンピアルバム
  • Yoru Miku IIGさんの、夜の憧憬を聞くためだけに買う価値があると思います。
  • LIFEWORK ヒジョーに癖のあるPさん達のコンピアルバム
  • Hopeless Track IIGさんのフルアルバム。ミクさんの特徴を生かし切った、目立たずとも渾身の一枚。
  • Inovatior Earth 有名Pさんが多く参加しているアルバム。このCDでしか聞けない楽曲も。ジミーサムPさんのa lieがオススメ
  • Kaleido*MIXture sasakure.UKさんの、いまではちょっと考えられない楽曲が詰まったファーストアルバム。
  • N-echo 猫虫さんの魅力が詰まった一枚
  • astrometry 地球をテーマに、有名Pが多く参加するオムニバス。
  • あっしゅ オワタPはこれ一枚で7割がた把握!
  • かくれんぼの路地裏で くらげP2枚目のアルバム。4曲目の香る煙と僕らの夢がオススメ
  • MiNDZ 4曲目の、その先へ。常磐線各駅停車ユーザーの嘆き。初めて聞いた時の衝撃ときたら……。
  • Trump ゆちゃPのフルアルバム。Blackjackとか、いろいろ
  • ラブ・オン・パレード ゆうゆPの代表曲が詰まった一枚
  • Sevencolors Works たぶんこの1枚から始まったんだと思います
  • 花束 14曲目、boupuetを初め、歌詞が突き刺さります。
  • the VOCAJAZZ vol.2 ジャズオムニバス。一曲目のワンルーム・オール・ザット・ジャズから、世界にグッと引きずり込まれます。
  • meteor じょんさんのフルアルバム。メテオを初めて聞いた時の衝撃。
  • 夢のまにまに 初めてのメジャーアルバム
  • めたもる 君の右頬にストレートパンチしたいの無限ループの恐怖!
  • Starry World すけっちPの魅力詰まった一枚
  • Dive In The Garglebasin コンピアルバム。もうこのままクラブで流してもいいよね、という出来。
  • バイバイ、ブラックワールド 氏のメジャーアルバムが出るまでは、これがmillstonesさんを摂取する貴重な一枚なのでした。
  • Rink Junkyさんによる、リンちゃんの、りんちゃんによる、リンちゃんのためのアルバム
  • Universe and Stupidity 2曲目のHello, Workerとか。
  • TrioLine サラリーマンのうた、いろいろ
  • VRUSH UP! #01 ウタカタ永焔鳥のmillstonesさんverが最高なのです。
  • 上書きスクールランブル 突き抜けてます。コンピアルバム。
  • Obscure Questions 1曲目の、ありふれたせかいせいふく等、ピノキオPの魅力あふれる1枚
  • Aquarium くらげPの代表曲とか、いろいろ
  • Free Fall Future 四つ打ち
  • Plug-in くらげPを中心としたコンピアルバム
  • Melancholia ぎんすけ氏のハイパーダブステップ。ボカロ界では才能飛び抜けていると思います。