2020年6月18日木曜日

【たぶんハマるよ!】ボカロ好きにも聴いて欲しい、ここ最近のVTuber系楽曲【10選】

 こんにちは。ボカロ廃です。ボカロ廃でした、とは言いたくないです。いまでもボカロ廃だと思っています。
 1~2年前のkayashinさんをご存じの方がいらっしゃいましたら、「以前に比べたらボカロの話題全然してねーじゃん嘘つくんじゃねーよ似非ボカロ廃!」と罵られそうですが、いまだにちゃんとボカロ楽曲は好きだし、ボカロ楽曲も掘っています。

 ただ、正直に言うと、昔よりはその数は確実に減りました。その理由にVTuberの楽曲進出がとても大きくて、自分の好きな感じのトラックメイカーがVTuber方面で楽曲を量産するようになったんです。
 そんなわけで、自分がここ最近よく聴いているVTuberやDJの方々をピックアップしてみました。ボカロ楽曲が好きな方が、少しでもはまってくれると嬉しいです。
 もしくはこのあたりを聴いておくと、最近のKawaii Future Bass系はだいたい大丈夫なので、もしこういう曲にハマったなら、コロナ禍が終わったら僕と一緒にクラブに遊びに行こう。行きたいです。ぜひ行きましょうお願いします。

※紹介させて頂いた方々の敬称は省略しております。




 Moe Shopの激しいキックのクラブミュージックと、KMNZのイメージとはギャップのあるクールな歌声。ラップ部分も非常に格好いいです。歌詞の言葉遊びも非常に楽しいです。クラブで聴いたら気持ちよく音に乗れそう。








お互い意識する男の子と女の子の、もどかしい気持ちがくすぐったい。この歌のなにがすごいって、自分では絶対に思いつかない歌詞がすごい。韻を踏む単語がメインで、明確な文章にはなっていないんだけど、それがあやふやな恋心のようで、甘酸っぱさが倍増している。夜の街に合いそうな、色温度が高めのメロディも最高です。








Neko Hackerらしい『Kawaii Future Rock』が存分に味わえる一曲。クラブでも十分にノれて楽しめるミュージックなんだけど、伸びやかで爽やかなロックも味わえるという、一粒で二度おいしい、とても聴き応えのある楽曲です。








TEMPLIMEのクールさと、をとはのkawaiさが絡まって、甘塩っぱいFuture Bassがとても格好いい。途中の「yeah!」がとてもかわいくて、つい自分も「yeah!」って叫んでしまう。








上と同じくTEMPLIMEの楽曲です。星宮ととの透明な歌声と相まって、とってもオシャレなんだけど、少し幼さの残る声がとても魅力的です。なお、いろいろな方がカバーしており、それらと聞き比べて楽しむのも面白いかも。









PSYQUIが仕事として(?)曲を作ればそりゃ最強だなと思わせる1曲。わかりやすく格好いいドウテイ・チンチン・ミュージックなんて言われそうだけど、聴き手も格好良くクラブで踊りたいと思わせる素直でクールなクラブミュージックってやっぱり凄いと思うのです。









はじめは単にメロディーが良いなーって単純に聞いていて、歌詞をよく聴いてみたら衝撃を受けた曲。Yunomiの楽曲って「新時代の歌謡曲」って勝手に呼んでいて、「大江戸コントローラー」とかわりと真面目に聞くと真面目なんだけどふざけた世界観とFuturepopなサウンドで逆にすんなり歌詞が入ってくるという、すごく奇跡的な歌がいくつかある。
この曲も、現代社会で心を失っていくディストピアな世界観の歌詞を、キズナアイが楽しそうに歌うというギャップが面白いんだけど、それがかえって「心が壊れたAIが無表情で笑いながら歌う」見たいな怖さがあって、可愛くもありちょっと暗くもあり、微妙なさじ加減でいろいろおいしい楽曲になっています。Yunomiとキズナアイが上手くマッチした、素晴らしいキャラクターソングだと思っています。








チルっぽいFuture Popがとても心地良いsomuniaの一曲。透明な歌声がスローテンポな曲調に溶け合って、たとえばクラブで身体が火照っているときに聴いたらきっと最高の曲なんだろうなと思わせる。夏の夜風に吹かれながら聴いてみたいと思わせるような曲が素敵です。








こんなこと言ったらファンの人に殺されそうなんだけど、才能はすごいある方なんでしょうけど、歌唱技量はまだまだ発展途上だと思うんです。ただ、それが力強い歌声をより際立たせていて、サビの熱量がとても心地良い。イントロからサビへかけて急上昇する歌声の力量のカタルシスが素敵です。








あまりにエモい音作りをするものだから、きっとご本人もエモい方なんだろうと思い込んでいたら、クラブハウスでDJブースに立ったのはイメージとは全然違う、かわいらしい方。歌手さんかな? と思っていたら、かわいらしい方本人がいきなりエモいDJプレイを始めて、衝撃を受けてそのまま一目惚れしました。すごく激しい曲作りをするんだけど、たとえばこの「Sunset Tea Cup」も、実はほろ苦いバラードなんです。ライブなどで「とぅっとぅっとぅるるー」の部分をすごく優しい口調で歌ったりすると、エモいのにバラードという脳内が混乱する奇跡体験を味わえます。