2016年12月27日火曜日

初音ミクが大好きな人が、今年いちばん繰り返し聴いたボカロ楽曲

 初音ミクが好きです。大好きです。
 そんなこと知ってるよ! と言われそうですが、何度でも言います。大好きなのです。

 そんなボクの好きな初音ミクは、格好いいのです。カッコいい。クールなのです。
 カワイイ初音ミクも好きなのですが、可愛い初音ミクは、『初音ミクさん』であって、初音ミクとは少し違う気がします。

 そんな格好いい初音ミクのイメージにぴったりな曲を作り続けてくれる方がいます。『Mwk』さんという方です。『Mwk』さんが2016年に発表したアルバム『Clearness』の収録曲、『Clearness』が、ボクの今年のボカロ曲1選です。


 この曲は、本当に好きで、好きすぎて、「自分のために作ってくれたんじゃないか?」と心の中を見透かされていると錯覚するほど、大好きです。


 ボカロ曲を聞く人はたぶん経験あると思うのですが、「この曲は決してメジャーではないけれど、己の感性に突き刺さる」曲に出会うことがあると思います。それがボカロから逃れられない要因に鳴っている人もいるかもしれませんが、まさにそれです。


『Clearness』は、曲そのものも素敵なのですが、ボクの想像する『初音ミク』が歌ってくれている、ボカロソングなのです。ボクのイメージする、格好いい、クールな、色温度の高い、初音ミク。



記憶を求めて 声は届かなくて 
やっと見つけたのは 時の軌跡 
理由も忘れて 声も聴こえなくて 
きっと見つけたのは 時の欠片 


 ここの歌詞が、まるで初音ミクが泣きながら叫んでいる様子が鮮明に思い浮かび、すごく切なくて、愛おしくて、平常心でいられなくなるのです。


 初音ミクって、なんなのでしょう。でも、昔も今も、ボクの理想で在り続けてくれる初音ミクが、大好きです。